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好調の歯科矯正

上あごのほうは、第一小臼歯を抜き、下も第一小臼歯を抜くのが通常ですが、 お嬢さんは下の第二小臼闘がありませんから、第一小臼歯の代わりに第二小臼歯を抜いたと考えれば、すでに、抜歯が終わっていることになります。 こうすれば、通常の八重歯の治療で小臼歯四本を抜いたと同じ結果が得られ、先天的な欠損はなんの影響も残さないことになります。
一本の第一小臼歯と三本の第二小臼菌、計四本の小臼歯が先天的に欠損していました。 一本だけあった第二小臼歯@を、足りない第一小臼歯の場所Aに移植し、あたかも、第二小臼歯岡本が欠損していたと同じ状況を作り出して治療を終わりました。
期間は三年でした。
これまで歯の手入れはまったくなしで、虫歯もあれば、なくなった歯もあります。 今度、仕事の部署が変わったのを機会に、歯の手入れをしたいと思いますが、こんな状態の歯に、入れ歯はうまく入りますか。
入れ歯を入れようにも、あちらこちらの歯がねじれていたり、傾いていたりして、これらを治してからのほうがよいのにと思うことは日常的です。 多くの場合、それをしないで入れ歯が作られています。
いいことが分かっているのに、どうしてでしょうか。 そのひとつは歯科医と患者さんにその認識がとぼしいこと、もうひとつは料金が入れ歯単独よりも高額になることです。
これまで二度、矯正歯科と入れ歯治療のタイアップを積極的に計画したことがあります。 友人の歯科医が協力してくれたのですが、残念なことに二度とも失敗してしまいました。
その理由は費用でした。 私のほうでは、入れ歯を入れる前段階の部分的な矯正治療として、通常の矯正治療とは別個の料金設定をしました。

友人も入れ歯の料金を割り引いてくれました。 つまり、矯正と入れ歯の両方で犠牲を出し合ったのですが、当然のことながら、入れ歯だけの料金よりも高額になってしまいました。
患者さんがメリットを理解して、プラス・アルファ−の支払いを納得しないかぎり、この治療法は陽の目を見ません。 それでも、ときには入れ歯治療前の矯正治療の希望がないわけではありません。
そんなときには、一般の人たちにも必要性が理解されはじめたのかと嬉しくなります。 それと同時に、もっと積極的な姿勢でこの間題の普及に努力すべきだと反省しています。
一八歳のM君は、先天的に歯が六本足りませんでした。 すき間だらけの上あごでは、右の糸切り歯と第一、第二小臼歯の三本がありませんでした。
残っていた乳歯の糸切り歯を抜き、すき聞を一か所にまとめたあとで、入れ歯を入れました。 次女は二歳です。

簡が生えそろっていない令でも、歯が大きく、全部の歯が並ぶにはすき間が足りなさそうです。 矯正治療は永久歯が生えそろってからがいよいと言われましたが、それまで待ったほうがよいでしょうか。
最適の時期は、成長を利用するかどうかによって異なります生える前の歯は、骨の中で隣同士重なるように並んでいます。 あごの骨が成長するにつれて重なりがほぐれ、一列にアーチ状に並んできます。
ただし、歯が大きすぎて、乳歯が早くなくなり、第一大臼歯が前に寄ると歯の並ぶ場所が狭くなり、凸凹の歯並びになってしまいます。 最適の時期は、乳歯から永久歯への生え替わりを利用するかしないかで違います。
永久歯の生えそろった一二、三歳に行う治療最大の利点は、二年くらいの短期間に勝負がつくということです。 欠点は、凸凹のかみ合わせが強くなるのを何もしないで放置しているということです。
どんな機能的なトラブルがあっても、外見が気になっても、目をつぶって待つことになります異常が出来上がってしまうまで放置するのではなく、成長を利用した予防や早虫歯で乳歯の歯冠が欠けたり、あまり早く抜けたりすると、第一大臼歯が前へ移動し、小臼歯より前の歯の生える場所がなくなりますから、大臼歯の前進を防止し、凸凹を予防します。 将来、歯を抜かなければならないことがはっきりしているときには、乳歯から永久歯への生え替わりを活用した、先回りの治療法があります。
あらかじめ糸切り歯が生える前に第一小臼歯を抜いて、糸切り歯が生えてくるための場所をつくります。 菌列からはみ出しそうになっていた糸切り歯は、頬の筋肉に押されて、自然に歯列の中に導かれます。
歯並びが凸凹になることもなく、異常な状態を最小限にとどめることができます。 もし永久歯に生え替わったときに、細かい歯の乱れが残っていれば、必要に応じて金属線で治すことになりますが、ひどい凸凹はありませんから期間は半減します。
予防と早期の治療の利点は、悪い歯並びの期間がなく、歯が動くときの痛みもなく、装置のわずらわしさもありません。 また、あと戻りの心配もなく、通常の矯正料金もかかりません。
欠点は、歯の生え替わりを利用するために、観察を始めてから歯が生えそろう一二、三歳までと、期間が長くなることです。 写真はS君の七歳から一六歳までの歯並びです。
永久歯が大きく、全部の歯が生えたときには、ひどい凸凹の歯並びになることが予測されました(七歳)。 乳歯の糸切り歯を抜き、内側に生えていた側切歯を外に出すために、三か月間だけ装置を使いました(八歳)。

糸切り歯のふくらみを見て、第一小臼歯を抜きました(10歳)。 糸切り歯は自力で抜いたすき間に入ってきました(11歳)。
抜歯の指示と三か月間の装置以外は、定期観察だけです。 最適な時期をはずれたからといっても、たとえ100歳であっても、40歳であっても、治療ができないわけではありません。
治療に最適な時期は、歯並びに関心を持ったときといえるかもしれません。 もっと正確にいえば、そのときが矯正相談に最適の時期でしょう。
早すぎれば、最適の時期を教えてくれるでしょうし、遅ければ、すぐ治療を始めてくれるでしょう。 三一歳、独身の女性です。
ガタガタの歯並びを治して、少しでもきれいになりたいと思いますが、友人はいまさら青春でもないでしょう。 時間とお金がもったいないと言います。
私は、外見にこだわりすぎているのでしょうか。 美しくなろうとするのは、楽しく生きていくために大切なこと。お友だちに言わせると、青春は過ぎてしまったそうですが、そうでしょうか。
たしかに、華の10代、20代は過ぎたかもしれませんが、若さだけが青春なのでしょうか。 30代、40代の青春はないのでしょうか。
青年期を過ぎた人たちは、抜けがらだとお思いですか。 先日、中央高速道を走っていたときのことです。
ラジオ放送で、六五歳の女性がボランティアの仲間の男性にワクワクする、トキメキを覚えるという投稿が紹介されていました。 これからの人生を悔いのないように生きて行こうと思っていますと結んでおられましたが、これも青春ではないでしょうか。

いつが青春かは、その人の生き方次第なのです。 受け止めてくれているのでしょうか。
これからのあなたの人生に責任を持ってくれるのでしょうか。 昭和三O年頃、患者の九九パーセントは子どもでしたが、ここ2、30年間の技術開発のおかげで、矯正治療の対象年齢が拡大され、20代、 30代の大人の矯正治療は日常的になりました。
先日、20歳のお嬢さんの治療の相談に付き添って来られた四二歳のお母さんは、「自分も治療したい、大声で笑いたい」と言っておられました。

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